Kautex Textron 社長兼CEO、ヨーグ ラウテンストラク
”私たちは、地球と地域社会を大切にすることが長期的な成功の基本であると認識し、持続可能性を戦略的DNAに組み込むことに尽力しています。”
カーボン削減ロードマップ
グローバルな製造企業として、私たちは炭素排出量の把握と削減の重要性を認識しています。自動車業界は世界の温室効果ガス排出において重要な役割を担っており、気候変動への対応は重要な優先課題です。
Kautexは、2030年までに以下の目標を掲げています。
- 事業活動による排出量(Scope 1およびScope 2)を80%削減
- バリューチェーン排出量(Scope 3)を30%削減
Textron の企業責任レポートでは、当社の環境への影響を最小限に抑え、従業員の健康、安全、キャリア開発、エンゲージメントを推進し、ビジネスを法的かつ倫理的に正しい方向に導き、私たちが働き、暮らすコミュニティを改善するための活動の詳細が説明されています。
カーボン削減戦略
Kautexのカーボン削減戦略は、バリューチェーン全体における温室効果ガス排出量の削減を対象としています。
事業活動による排出量(Scope 1およびScope 2)については、エネルギー効率の向上と、低炭素エネルギーおよび再生可能エネルギーの利用拡大に重点的に取り組んでいます。
バリューチェーン排出量(Scope 3)については、サプライヤーやお客様と連携しながら、持続可能な調達、低炭素材料の活用、そしてサーキュラーデザインを通じて排出量の削減を進めています。
これらの取り組みは、排出量削減目標の達成を支えるとともに、2050年までに全Scopeにおけるネットゼロ排出を実現するという長期目標につながっています。
2025年時点(2019年比)の主な成果
- 温室効果ガス排出量を45%削減
- 電力原単位を9%削減
- 2030年までに全工場で再生可能電力100%の使用を目標
Scope 3関連活動の概要
- 専用プロセスによる製品カーボンフットプリント(PCF)の算定
- サプライヤー向け Procure2CO₂ プログラムの推進
製品のカーボンフットプリント評価
Kautexでは、D2CO2アプリを活用して製品のライフサイクルアセスメント(LCA)を継続的に実施しています。
D2CO2は、ユーザーが製品に関するさまざまなデータを入力できる使いやすいツールです。
製品のカーボンフットプリントに大きく影響する要因を特定することで、お客様とのCO₂削減に向けた協議を進めるとともに、より環境に配慮した調達判断を行うことが可能になります。
Kautexにおける持続可能な製品イノベーション
カーボンフットプリントの削減とリサイクル性の向上
サーキュラリティ(循環型経済)は、Kautexのサステナビリティ戦略における重要な要素であり、バリューチェーン排出量(Scope 3)削減に向けた重要な施策の一つです。
リサイクル材および低炭素材料の使用拡大と、サーキュラーデザインの考え方を製品開発に取り入れることにより、私たちはカーボン削減目標の達成を支援するとともに、お客様がサステナビリティ目標や変化する規制要件に対応できるようサポートしています。
また、バリューチェーン全体での緊密な連携を通じて、環境負荷を低減し、資源利用の効率化を促進する革新的なソリューションを開発しています。
Kautex Green+製品
Green+製品
Kautex Green + 製品ラインは、二酸化炭素排出量が少なく、循環性を促進し、埋立地や海洋での汚染を防ぐ製品に関心のあるお客様のために特別に開発されました。当社はリサイクル素材を使用してこれを実現しており、20% 再生可能素材または 25% リサイクル素材で作られた Kautex 製品には Green+ ブランドが付いています。